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井手上漠が六本木ラウンジに「ガチ出勤」した話。見学じゃなくて、接客した。

ラウンジ アイキャッチ

舞台『セラピーゲーム』でミックスバーのキャスト役を演じるために、本当にラウンジに出勤して働いた。「見て学ぶ」じゃなくて「やって学ぶ」を選んだ23歳の話。

2026年2月17日 | ピンク研究所

📋 この記事でわかること

  1. 何が起きたのか。NEWSポストセブンの報道をざっくりまとめる
  2. 「ミックスバー」ってそもそも何? ラウンジとの違い
  3. 「見学」と「出勤」の差はでかい。夜職経験者が感じたリスペクト
  4. 舞台『セラピーゲーム』の評判。初舞台で「妖艶」と言わせた実力
  5. 夜職がエンタメの中で「ちゃんとした仕事」として描かれ始めた

01|🍸 何が起きたのか。NEWSポストセブンの報道をざっくりまとめる

2026年2月2日、NEWSポストセブンがこんなニュースを出しました。ジェンダーレスモデルの井手上漠さん(23)が、六本木の人気ラウンジに「本気で出勤していた」と。

遊びに行ったわけじゃないです。バイトでもない。舞台の役作り。

漠さんは2026年1月に上演された舞台『セラピーゲーム』で、ミックスバーのキャスト「あすか」を演じたんです。その準備として、実際にラウンジに出勤してお客さんの前に立った。

📌 報道のポイント

報じたメディア: NEWSポストセブン(2026年2月2日)

内容: 井手上漠が六本木の人気ラウンジに出勤して接客を体験していた

目的: 舞台『セラピーゲーム』のミックスバーキャスト「あすか」役の役作り

事務所コメント: 「本人は、アルバイトを通じて様々な社会経験を培っており、役作りの一環として実際にそういった場を体験して活かしているようです」

事務所のコメントがちょっとおもしろいんですよね。「アルバイト等を通じて社会経験を培っていた」って言ってる。つまり、舞台の話が来る前からいろんな仕事を経験してた。そこに役作りの話が重なった、と。

なんていうか、ぶっちゃけ芸能人が夜のお店に行くだけなら珍しくない。でも「お客として行った」んじゃなくて「キャストとして働いた」というのがこの話のポイントです。

そもそもミックスバーってどういうお店なの? というところから見ていきましょう。

何が起きたのか。

02|🌈 「ミックスバー」ってそもそも何? ラウンジとの違い

漠さんが演じた「あすか」は、ミックスバーのキャスト。でもミックスバーって聞き慣れない人もいますよね。簡単に説明します。

ミックスバーは、男性・女性・トランスジェンダー・ノンバイナリーなど、いろんなセクシュアリティのキャストが一緒に接客するお店のこと。新宿二丁目や六本木あたりに多いです。

ゲイバーとも違う。ゲイバーは基本的に男性同性愛者のキャストとお客さんがメインですけど、ミックスバーはそういう区切りがない。誰でもキャストになれるし、誰でもお客さんとして行ける。

業態キャスト雰囲気
🥂 ラウンジ女性キャストが中心落ち着いた接客。同伴・アフターあり
🍷 ゲイバー男性(ゲイ)キャストが中心トーク力重視。常連文化が強い
🌈 ミックスバー性別・セクシュアリティ問わない多様性がウリ。カジュアル寄り

漠さんが出勤したのは「六本木の人気ラウンジ」で、役柄が「ミックスバーのキャスト」。ちょっとねじれてるように見えますけど、夜の接客業の空気感を身につけるためにラウンジで実地研修した、という流れだと思います。

で、ここからが一番言いたいこと。「見学」と「出勤」は全然違うという話です。

「ミックスバー」ってそもそも何?

03|💪 「見学」と「出勤」の差はでかい。夜職経験者が感じたリスペクト

芸能人がキャバ嬢やラウンジ嬢の役を演じるとき、ふつうどうやって役作りすると思いますか?

だいたいこのパターンです。お店を見学する。現役のキャストさんにインタビューする。ドラマの美術スタッフが作ったセットで「それっぽく」演じる。

それでも上手い人は上手い。でも、お客さんの前に立ったことがある人とない人じゃ、やっぱり出てくるものが違う。

🔴 お客さんの前に立つと何が変わるのか

ラウンジやキャバで接客したことがある人ならわかると思いますけど、初めてお客さんの前に座ったとき、まず「何を話せばいいかわからない」ですよね。相手の機嫌を読む。会話を途切れさせない。グラスの減り具合を見る。お酒を作る手元を見られてる。

こういう感覚って、見学じゃ絶対わからない。実際にやらないと。

漠さんはそれをやった。芸能人として「体験させてもらう」んじゃなくて、キャストの1人として同じ立場で働いた。

ラウンジやキャバで働いてる子にとって、この差って大きいんですよ。

💬 SNSの反応

「漠ちゃんがラウンジで働いてたって最高すぎる。実体験して演じるの本物じゃん」

「ミックスバー役でガチ出勤って役者根性すごい。舞台見たかった」

「ラウンジの仕事がこうやって芸能人にも経験されて、ちゃんと"仕事"として見てもらえるのが嬉しい」

3つ目の声がすごく大事だと思います。夜のお店って、「どうせ水商売でしょ」みたいな目で見られがち。でも漠さんは「見せ物」として覗きに行ったわけじゃない。同じ仕事をしに行った。

これ、夜職の仕事に対するリスペクトだと思いませんか?

じゃあ、その役作りの成果はどうだったのか。舞台の評判を見てみましょう。

「見学」と「出勤」の差はでかい

04|🎭 舞台『セラピーゲーム』の評判。初舞台で「妖艶」と言わせた実力

漠さんが出演した舞台『セラピーゲーム』。BL漫画が原作で、2026年1月16日から25日まで日本青年館ホールで上演されました。Huluで独占ライブ配信もあったので、観た人はけっこういるはず。

📌 舞台の基本情報

タイトル: セラピーゲーム(日高ショーコの同名BL漫画が原作)

公演期間: 2026年1月16日〜25日

会場: 日本青年館ホール

漠さんの役: ミックスバーのキャスト「あすか」

配信: Huluで独占ライブ配信あり

で、肝心の評判ですけど。かなり良かったみたいです。

「妖艶な振る舞い」「初舞台とは思えない」。そういう声がたくさん上がってました。ラウンジでの実地経験が効いてるんでしょうね。接客の所作、目線の配り方、お酒を注ぐ仕草。そういう細かい部分にリアリティがあったと。

ちなみに漠さん、これが初舞台だったんです。

島根県の隠岐諸島出身。2018年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストでDDセルフプロデュース賞を受賞して注目されて、そこからモデル・タレントとして活躍してきた。でも舞台は初めて。

初舞台で「妖艶」と言われるって相当です。しかもその裏に、実際に現場で働いた経験がある。ラウンジで接客した時間が、そのまま演技の説得力になってる。

💬 観た人の声

「あすか役の漠ちゃん、本当にミックスバーにいそうだった。所作が自然すぎて演技に見えなかった」

「BL舞台なのに漠ちゃんの存在感がすごすぎて、あすかが主人公に見えた瞬間があった」

ここまでは漠さん個人の話。でもこの話、もうちょっと広い文脈で見てみたいんです。「夜職がエンタメの中でどう描かれてるか」という話。

舞台『セラピーゲーム』の評判

05|✨ 夜職がエンタメの中で「ちゃんとした仕事」として描かれ始めた

ドラマや映画で「キャバ嬢」「ホスト」「ラウンジ嬢」が出てくるとき、どう描かれてきたか思い出してみてください。

「かわいそうな境遇の子が夜の世界に落ちる」。「裏社会と繋がってる怖い場所」。「成り上がりストーリーの舞台装置」。だいたいこのどれかです。

夜のお店で働いてる人が「プロフェッショナルとして描かれる」ことって、実はあんまりなかった。

漠さんの件がいいなと思うのは、ここなんです。役作りのために「見に行った」んじゃなくて「働いた」。つまり、夜の接客業を「ちゃんとスキルが要る仕事」として扱ってる。

📌 最近の「夜職×エンタメ」の流れ

漠さんだけじゃないんです。2026年4月には歌舞伎町を舞台にした映画『炎上』(主演・森七菜)が公開されます。こっちは家出少女の物語ですけど、歌舞伎町を「危険な場所」じゃなくて「居場所」として描いてる。監督の長久允さんは実際に歌舞伎町で取材を重ねて、ロケも敢行してます。

エンタメの世界で、夜の街が「消費される舞台」から「敬意を持って描かれる場所」に変わりつつある。その流れの一つに漠さんの役作りもあります。

もちろん、たった1人の芸能人がラウンジに出勤しただけで世の中の偏見が消えるわけじゃない。でも。

「あの漠ちゃんがラウンジで働いてたんだ」っていう情報が広まること自体に意味があると思うんです。

夜のお店で働くことが「別に恥ずかしいことじゃないよね」って空気を作る、小さなきっかけにはなる。

💬 夜職経験者の声

「私がキャバで働いてることを親に言えないのに、芸能人が堂々と"ラウンジで働いてました"って報道されるの。なんか救われる」

「接客ってスキルなんだよね。漠ちゃんがそれを演技に活かしてるの見て、自分の仕事にちょっと誇り持てた」

項目従来のエンタメでの描かれ方最近の変化
🏙 夜のお店「落ちる場所」「怖い場所」✅ 居場所・仕事場として描かれ始めた
🎭 役者の役作り見学・インタビューが定番✅ 実際に出勤する(漠さんの例)
🤝 接客のスキル「誰でもできる」扱い✅ プロの技術として認識され始めた

夜職がエンタメの中で「ちゃんとした仕事」

📝 まとめ

井手上漠さんが六本木のラウンジに出勤して接客を経験した。舞台『セラピーゲーム』のミックスバーキャスト「あすか」を演じるためです。

この話のどこがいいかって、3つあります。

  • 「見学」じゃなくて「出勤」を選んだこと。同じ立場で働いたこと
  • その経験が実際に舞台の演技に出ていたこと。「妖艶」「初舞台とは思えない」と評価されたこと
  • 夜の接客業を「ちゃんとスキルが要る仕事」としてリスペクトしていること

芸能人がラウンジに出勤したくらいで世の中の空気がガラッと変わるわけじゃない。でも、こういうニュースが1つ、2つと積み重なることで、「夜職=恥ずかしい仕事」っていう偏見が少しずつ薄まっていく。そう思いたいです。

舞台はもう終わっちゃったけど、Huluで配信があるので気になる人はチェックしてみてください。

※ 本記事は公開情報およびSNSの投稿をもとに構成しています。個人のプライバシーに配慮し、一部の表現を再構成しています。

ピンク研究所 | 2026年2月17日